事業案内発電事業
再生可能エネルギーの導入と
管理運営発電事業
発電事業では、発電所建設から管理運営まで一貫して担い、低炭素社会の促進に貢献しています。
出所:石川県企画振興部企画課エネルギー対策室
全15分52秒の中で8分48秒~9分13秒の間で紹介されています。
只今の発電量
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概要
平沢川小水力発電所の概要平沢川砂防堰堤は、2級河川の犀川水系内川の支流 平沢川 にあり、周辺には県埋蔵文化センターや内川スポーツ広場が整備されています。堰堤から流れ落ちていた水を有効活用し、直径800㎜水圧管路で発電所まで水を導き水車の回転力により発電を行うものです。この水のエネルギーは、環境にやさしい自然エネルギーで、廃棄物が出ることや空気を汚すことはありません。発電した電力は、北陸電力の配電線を経て周辺の中戸町、雨池町、辰巳町の各家庭に使われ、その戸数は約270戸となります。
平沢川小水力発電所の説明図

所在地 | 石川県金沢市中戸町ホ21番地 |
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水車形式 | S型チューブラ式水車 |
発電機形式 | 横軸三相誘導発電機 |
最大使用水量 | 1.5㎥/秒 |
有効落差 | 17.17m(最大時) |
最大発電電力 | 198kW |
年間予想発電量 | 976,000kWh (一般家庭の年間消費量で約270軒分に相当 / CO₂排出削減量年間 390t-CO₂に相当) |
運転開始 | 平成27年2月 |
連絡先 | 平沢川小水力発電株式会社(石川県金沢市藤江南2-64) TEL:076-267-7888 |
事業主 | 平沢川小水力発電株式会社(株式会社 柿本商会 関連会社) |
施工業者 | 機械・電気:株式会社 柿本商会 土木・建築:株式会社 明翫組 工事・監理:株式会社 新日本コンサルタント |
平沢川砂防堰堤の概要 | 重力コンクリート式 高さ:25.5m 頂長:109m 流域面積:10.8㎢ 完成 :昭和58年 管理者:石川県 |
あゆみ
本事業は、石川県土木部砂防課が「エネルギーの地産地消」「砂防堰堤周辺の環境向上」「県有施設の有効活用」の方針を掲げ、民間の発電事業者を公募した事業です。砂防堰堤を活用した小水力発電事業において、官民が連携した発電事業は全国的にみても大変珍しく、先導的な事業形態です。
2015年4月OPEN


放流状況で水量は1.0㎥/s前後です。

最大出力試験や水位調整運転試験などを行っており、水車発電機は約900回(毎分)の回転速度で運転しています。

水車発電機を自動運転しています。

建屋は電気室で、水車制御盤や高圧連系用の配電盤が収納されています。
建設現場状況 2015年4月撮影
2015年1月OPEN


手前が入口弁、奥が水圧管です。

手前が水車、奥が発電機と配線用ラックです。配線も完了しました。1月中には各種試験、試験運転を完了し、2月初旬には営業運転を開始する予定です。

構内の舗装及びフェンスの設置などが完了しました。また構内配電線路も完成しました。
建設現場状況 2015年1月撮影
2014年11月OPEN




建設現場状況 2014年11月撮影
2014年10月OPEN



建設現場状況 2014年10月撮影
2014年9月OPEN



建設現場状況 2014年9月撮影
2014年8月OPEN


建設現場状況 2014年8月撮影
2014年7月OPEN


建設現場状況 2014年7月撮影
2014年6月OPEN

建設現場状況 2014年6月撮影

2014年5月OPEN
下流護床ブロックの設置を完了し、放流部構造物の築造中です。
また、水車発電室部分の掘削を完了しました。

2014年4月26日OPEN
金沢市中戸町の平沢川小水力発電所建設予定地に於きまして発電所建設工事の着工に伴い、付近住民の皆様、関係者により、地鎮祭・安全祈願祭が執り行われました。


2013年10月OPEN
石川県より本事業の優先交渉権者に選定され、決定通知書を受領しました。
※PDFファイルを表示

発電所完成イメージ
